亀爺(以下亀)
「まさか、ここで全国でも数館しか公開していない上に期間限定上映の映画を語るとはの」
ブログ主(以下主)
「いや、わかるよ……一応映画ブロガーだし、しかもアニメ記事を中心にやっているんだからモアナは早く語らないといけないよ。それに、先週お嬢さんもやったから、コクソンも早く記事を書きたい。
だけど……自分は本作を語らなければいけないんだよ!」
亀「そこまで熱弁するとは……」
主「はっきり言うけれど、この作品を語らなければ今まで映画を語ってきた意味がすべてなくなるよ!
なんというか……この衝撃度は今年No,1で、単純に『よかった!』とか『名作!』とか軽々しく言えないレベルなんだよね。
すべてが完璧な上に自分の心に深く沁み入ってきて……終演後に立ち上がることができなかった。
それくらいの衝撃作なんだよ。そんな作品を語らないで、他に何を語れというのか!?」
亀「わかったわかった。
では、感想記事を始めていくかの」
- 作品紹介
- 1 引き算の上に成立した映画
- 『色』はなくても『艶』がある
- 2 艶と狂気
- 3 引き算の中に宿る『物語』
- 本作の描き出したもの
- 生きている登場人物
- 4 普遍的な物語
- ネタバレありの感想を少しだけ
- 最後に
続きを読む